レビュー
概要
音読を中心としたトレーニングで英語のリズムとイントネーションを身につける教材。CDには模範音声とディクテーション素材が収録され、文章を音声で聴きながら追い、次に自分で声に出して再現するサイクルを繰り返す構成。
読みどころ
- 第1章は短いセンテンスの反復とリズム練習で、英語特有の強勢と連結を体に沁みこませる。声に出す前の準備として、スクリプトの構造とキーワードを解説するパートもある。
- 中盤では物語風の音読と、その後のディクテーションを組み合わせて聞き取りにもつなげる。自分の声とCDの発音を比較するチェックリストがついている。
- 後半はニュース、会話、説明文のジャンルを扱い、ジャンルごとのトーンや構造を意識しながら声に出すトレーニングができる。
類書との比較
『毎日の音読トレーニング』(旺文社)は教材のバリエーションが豊富だが、本書はCDと書籍が密接に連携し、音読→聞く→書くの三段階を3回繰り返すパターンで段階的に整えている点で差別化される。
こんな人におすすめ
- 英語の発音やリズムに苦手意識がある学習者。耳と口を同時に鍛えたい人。
- リスニングとスピーキングを同時強化したい人。音読・ディクテーションの組み合わせが有効。
- パッケージ教材で集中して学びたい社会人。通勤中も音声を再生しながら進めることができる。
感想
CDに合わせて声に出すことで、違和感に気づく瞬間が増えた。短い文章を何度も繰り返すうちに、英語らしいリズムが体に入ってきた感覚がある。物語→ニュースと素材を変えることで集中力も途切れず、飽きが来ない。