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レビュー

概要

新入社員が仕事を進めるうえで大切な「仕事の3つの原則」と、具体的な50の行動指針を1冊に凝縮した本です。

内容は“根性論”というより、「明日から何をすればいいか」が粒度高く並ぶタイプ。新社会人だけでなく、転職・異動1年目、後輩指導を任された人など、仕事の取り組み方を一度リセットしたいタイミングで読みやすいと思います。

読みどころ

  • 「仕事の3つの原則」が最初に提示されて、50の行動指針が“ぶれない軸”として読めるところ
    • 原則1「頼まれたことは、必ずやりきる」
    • 原則2「50点で構わないから早く出せ」
    • 原則3「つまらない仕事はない」
  • 目次に「何があっても遅刻はするな」「メールは24時間以内に返信せよ」「『何のために』で世界が変わる」など、すぐ行動に移せる項目が並び、チェックリストとして使いやすいところ
  • 新社会人だけでなく、上司が部下に・親が子どもに・先輩が後輩に“贈る本”としてもおすすめされている点(自分用の再確認にも、教える側の言葉選びにも使える)

類書との比較

仕事術の本には、マインドや価値観の話が中心のものも多いですが、本書はとにかく“行動”に寄っています。大きな人生論に飛ぶ前に、「まず信頼を積む」「まず前に進める」ための基本動作がまとまっている感じ。

だから、読むタイミングとしては「気持ちはあるのに、何から手を付ければいいか分からない」時が一番効くと思います。

本の具体的な内容(この本が言う“3原則”)

本書が軸にしているのは、次の3原則です。

原則1:頼まれたことは、必ずやりきる

新人のうちは、スキルよりもまず「この人に頼めば返ってくる」という信頼が大事。途中で詰まったとしても、投げ出さずにやり切る姿勢が、次のチャンスにつながります。

原則2:50点で構わないから早く出せ

完璧を目指して止まるより、早めに出してフィードバックをもらって直す。仕事のスピード感を作る原則です。個人的にはこれが一番刺さりました。真面目な人ほど、“提出”が遅れて自己評価が下がりやすいので。

原則3:つまらない仕事はない

地味な仕事って、気持ちが乗らないですよね。でも、目の前の仕事を「仕組み化」「ゲーム化」して回せるようになると、仕事の見え方が変わります。目次にもこの言葉が出てくるので、気分に左右されない働き方の入口になりそうです。

目次から見える「具体的な50の行動指針」(抜粋)

この本の強みは、“具体の粒度”です。目次だけでも、次のような行動が並びます。

  • 何があっても遅刻はするな
  • メールは24時間以内に返信せよ
  • 「何のために」で世界が変わる
  • 単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」
  • カバン持ちはチャンスの宝庫
  • 仕事の効率は「最後の5分」で決まる
  • 予習・本番・復習は3対3対3
  • 質問はメモを見せながら
  • 仕事は復習がすべて
  • 頼まれなくても議事録を書け(ほか)

このレベルまで落ちていると、「分かった」で終わりにくいのが良いところ。読む側としては、自分の弱い項目を1つ選んで、1週間だけ試す、みたいな使い方が合います。

こんな人におすすめ

  • 新入社員で、「社会人の当たり前」を短期間で身につけたい人
  • 転職・異動1年目で、仕事の立ち上がりを早くしたい人
  • 後輩・部下に“どう伝えるか”の言葉がほしい人(贈り物としても)
  • 「何から直す?」が分からず、仕事が空回りしている人

感想

この本を読んで感じたのは、仕事って結局「信用の積み上げ」なんだな、ということでした。派手な成果の前に、遅刻しない・返信する・議事録を書くみたいな“地味な基本動作”が、じわじわ効いてくる。

特に「50点で構わないから早く出せ」は、社会人になってからも何度も思い出したい言葉です。完璧にしてから出そうとすると、いつまでもフィードバックがもらえないし、結果的に遠回りになる。早めに出して直すほうが、相手の期待値ともズレにくいんですよね。

読むときは、最初から全部を守ろうとしないのがコツだと思います。目次に並ぶ行動指針の中から「これだけは今週やる」を1つ決めて、できたら次へ。そうやって積み上げると、本書が言う“教科書”感がちゃんと効いてきます。

最初に試したい5つ(迷ったとき用)

どこから直すか迷ったら、まずは次の5つが取り入れやすいです。

  1. 遅刻しない:信頼の土台を一番削りやすい部分から守る
  2. メールは24時間以内に返信:反応の速さは、安心感に直結する
  3. 「何のために」を言葉にする:やることが増えたときに迷子になりにくい
  4. 最後の5分を意識する:終わり方を整えると、次が楽になる
  5. 議事録を書く:情報を残すだけでなく、理解のズレを減らせる

この5つだけでも、周りからの見られ方が変わりやすいと思います。できるようになったら、次は「仕組み化」「ゲーム化」や「予習・本番・復習は3対3対3」など、少し工夫が必要な項目に進むと、成長の手応えが出てきます。

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    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
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