レビュー
概要
英文会計の基本用語・決算表・財務分析・プレゼン資料を体系化した入門書。英語ならではの視点(Assets/liabilitiesの構造、Depreciation の意味)を丁寧に解説し、英文報告書の作成につながるフレーズとレイアウトのサンプルを多数掲載する。
読みどころ
- 章ごとに Balance Sheet/Income Statement/Cash Flow Statement を取り上げ、英語での説明の順序(What 表示→How 変化→Why 重要)をテンプレート化。数字の読み方と語彙の使い分けをマトリクスで整理。
- Decision-making の章では ratio analysis (current ratio, ROE, debt-to-equity) を英文で説明する練習問題を用意し、プレゼンテーションや会議で使える短文と図解を併記。
- 付録では英文会計レポートの構成例(Executive Summary→Key KPIs→Forecast)を抜粋し、読み手の期待を捉えるためのストーリーボードを示す。
類書との比較
『英語で読む財務諸表』が訳出中心なのに対し、本書は英文で「どう伝えるか」に重点を置き、読む→書く→話すの流れを再現性ある教材で補強。『Finance English Guide』よりも日本語での補足が多く、内製資料の英語化にそのまま利用できる実践的な構成。
こんな人におすすめ
英文資料と向き合う財務・経理・経営企画部門の担当者、海外展開を控える経営者。
感想
英語と会計の接点を構造的に整理することで、資料の説得力と一貫性が両立した。