レビュー

概要

英文会計の基本用語・決算表・財務分析・プレゼン資料を体系化した入門書。英語ならではの視点(Assets/liabilitiesの構造、Depreciation の意味)を丁寧に解説し、英文報告書の作成につながるフレーズとレイアウトのサンプルを多数掲載する。

読みどころ

  • 章ごとに Balance Sheet/Income Statement/Cash Flow Statement を取り上げ、英語での説明の順序(What 表示→How 変化→Why 重要)をテンプレート化。数字の読み方と語彙の使い分けをマトリクスで整理。
  • Decision-making の章では ratio analysis (current ratio, ROE, debt-to-equity) を英文で説明する練習問題を用意し、プレゼンテーションや会議で使える短文と図解を併記。
  • 付録では英文会計レポートの構成例(Executive Summary→Key KPIs→Forecast)を抜粋し、読み手の期待を捉えるためのストーリーボードを示す。

類書との比較

『英語で読む財務諸表』が訳出中心なのに対し、本書は英文で「どう伝えるか」に重点を置き、読む→書く→話すの流れを再現性ある教材で補強。『Finance English Guide』よりも日本語での補足が多く、内製資料の英語化にそのまま利用できる実践的な構成。

こんな人におすすめ

英文資料と向き合う財務・経理・経営企画部門の担当者、海外展開を控える経営者。

感想

英語と会計の接点を構造的に整理することで、資料の説得力と一貫性が両立した。

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本の虫達

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  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
  • 森田 美優

    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
  • 西村 陸

    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
  • 佐々木 健太

    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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