レビュー
概要
判断と行動の間に生まれるズレを心理学と行動経済学の視点から分析したビジネス教養書。認知バイアス・意思決定の歪み・チームのダイナミクスを例題で示し、生存に直結する正しい判断の習慣を再現性ある手順で示す。
読みどころ
- 自己肯定感と判断の関係を「感情のマップ」で示し、恐れ・焦りで判断ミスに陥る局面を分類。
- 判断プロセスでは「観察→選択肢→結果予測→決断→リフレクション」の 5 ステップモデルを提示し、各ステップにチェックリストを添えて行動化。
- チームでの意思決定については、対話のリズムと合意形成のコツを図解し、多様性を活かすファシリテーションの手順を付録。
類書との比較
『ファスト&スロー』が個人のバイアスを描くのに対し、本書はチームや組織での再生可能な判断の設計を提示し、再現性が高い。『VUCA時代の思考法』よりも具体的なワークが多い。
こんな人におすすめ
意思決定に責任を持つマネージャー・研究者・教育者。
感想
5ステップを手とノートで追うと、迷ったときに自分の判断の根拠が見えるようになった。