レビュー
概要
英語プレゼンを論理的に構成する方法を、フレームワークと例文で展開する実践書。イントロ・本文・クロージングに分けた構成要素を整理し、それぞれのテンプレートを提示。オンライン・対面・ライブ配信それぞれの段取りをイメージしたチェックリストも備える。
読みどころ
- プレゼン構成では、論理ツリー(MECE)を使い、聴衆の知識水準と目的ごとに情報のレイヤーを分ける設計を紹介。狙いを明示したパラグラフごとのメッセージを箇条書きテンプレートに落とし込む。
- 英語表現では論理的な接続詞(therefore, moreover, however)とそれに対応するフレーズを文脈とともに解説。専門分野における照応表現(as shown in Fig. 1/the aforementioned results)も示している。
- 資料作成コーナーでは、スライドに情報を詰め込みすぎないための余白の取り方と、オンラインプレゼンでの指し示し方法(レーザー/ポインタ)を図示。
類書との比較
『英語プレゼンの教科書』が機能別に英語を並べるのに対し、本書は構成と表現を一体化させている。『academic presentation skills』よりもオンラインに焦点を当て、資料作成と段取りを一つの流れで扱っている点で差別化。
こんな人におすすめ
英語プレゼンの機会が多い研究者・社会人。特に論文発表やベンチャーの資金調達に臨む人。
感想
使えるフレーズと構成がセットになっていて、プレゼン準備の時間を大幅に短くできそうだ。