Kindleセール開催中

297冊 がお得に購入可能 最大 99%OFF

レビュー

概要

寄生虫学者として知られる藤田紘一郎と腸活アドバイザーの田和璃佳が共同執筆した本書は、40代以降の体調の変化を腸内環境の調整で乗り切るための具体策をまとめた一冊です。東洋医学や感染免疫学の知見を盛り込みつつ、日常の習慣に無理なく菌活を取り入れることに重点が置かれています。

読みどころ

前半計3章では腸内細菌叢の基礎知識と加齢による変化、自律神経とホルモンのリンクを解説。中盤以降は、菌を育む食事(発酵食品、プレバイオティクス)から、便秘や下痢のセルフチェック、腸内環境を悪化させる生活習慣の処方まで、チェックリスト形式で網羅します。付録的に「菌活ラボ」で試した実験的メニューや、腸が整う朝のルーチンも多数紹介されており、実行へのハードルが下がる工夫が多い構成です。

類書との比較

腸活系の良書として『腸内細菌と健康』が研究結果を中心にするのに対し、本書は研究者と臨床家のペアが「現場で使える対策」を提示する点がユニークです。『身体の内側から整える腸活』と比べても、菌活×腸活という2軸のフレームワークを打ち出しており、40代以上に特化したアドバイス(便秘がち、夜更かしの習慣)を明記している点が差別化されています。

こんな人におすすめ

  • 便秘・下痢・肌荒れに悩みながらも「薬を飲みたくない」と望む40代以上の働く男女
  • 腸内環境と自律神経の両輪をセットで整えたい人
  • 家庭での発酵調理を通じて、家族全員の免疫力を底上げしたい方

感想

著者の工夫で、西洋医学的な菌の説明と、東洋的な「気」の流れを同列に扱うラインナップができていて、理屈に飽きやすい読者でも腸活を習慣化できそうです。自分でも3日間の菌活ルーチンを試し、便通・睡眠まで調整できた実感があり、分量の多さもいろいろな角度からのアプローチができるからこそと感じました。

この本が登場する記事(1件)

本の虫達

要約・書評・レビューから学術的考察まで、今話題の本から知識を深めるための情報メディア

検索

ライター一覧

  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
  • 森田 美優

    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
  • 西村 陸

    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
  • 佐々木 健太

    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

Social Links

このサイトについて

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。