『スマートウォッチの教科書: 血圧・体温・血中酸素も測定出来るシャオミやhuaweiなどのスマートウォッチ入門書(iphone、アンドロイド対応)』レビュー
著者: 安達宏志
出版社: 池恒書房
¥498 Kindle価格
著者: 安達宏志
出版社: 池恒書房
¥498 Kindle価格
シャオミやHUAWEIといった代表的メーカーをトピックにしつつ、血圧・体温・血中酸素といったヘルスケア計測をスモールステップで扱う入門書。スマートフォンとペアリングして使う腕時計の進化を背景に、導入から日常利用までの視点を順を追ってまとめています。
本書は、導入部で「時間を確認する機能」からスマートウォッチがどう広がったかを俯瞰し、利用者の「健康管理」「通知対応」「アクション記録」の3本柱を据えます。第1章ではスマートウォッチとは何かを再定義し、第2~4章では価格帯別に製品を分類しながら、どの機能をどの層が選ぶべきかを論じます。
中盤の章では、アップルウォッチやランキング、シェアの変遷といった市場背景を明らかにしたうえで、第9章・10章でおすすめモデルと番外編Vyvoなどの特異な製品を紹介します。終盤では利用時の注意点を挙げ、充電・プライバシー・誤操作といった「痒いところ」までカバーしている点も好感が持てます。
『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』は機種比較に特化しがちですが、本書は初心者向けに「何を測りたいか」から機能を選ばせてくれる構成です。『スマートウォッチの教科書2』と並べると、こちらの1巻は市場概況と基礎知識、2巻は活用術と副業といった差別化ができ、まさに導入期に差し込むべき一冊です。
価格帯・国別ランキングといった市場データが途中に挿入されているため、その数字を参考にペルソナを定めながら実際のSKUを選べるのは助かります。第11章の「注意点」では、常時計測のリスクや、バッテリーの持ちを考えるときのコツを図解っぽくまとめていて、仕事で長時間つけたい人にも道しるべを残してくれました。