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レビュー

概要

コロナによって浮き彫りになった医療・介護のデジタル化の課題と、そこからAI・データ連携で再構築する指針をまとめた一冊。電子カルテ、遠隔診療、介護ロボット、行政の制度設計をつなぎ、関係者のインタビューを交えて「敗戦から学ぶべき教訓」を整理する。

読みどころ

  • 第1章はコロナで露呈した診療情報共有の壁を検証し、システム間連携や診療報酬の整備に必要なステップを図解する。
  • 中盤ではAI診断や予測モデルの導入事例を取り上げ、データの質、説明性、現場の受け入れまで書き、現場の医師・看護師のコメントを無碍にせずに進めるプロセスを描いている。
  • 介護セクションはロボット、ウェアラブル、見守りセンサーを通じて「負担軽減 × 生活の質」の両立を探り、各自治体の実証実験をフェーズ分けして紹介。

類書との比較

『医療DX白書』(日経BP)は制度とテクノロジーの分析に振り切るが、本書は現場の声と制度の両者を重ねて「なぜ失敗したか」「どう再建するか」を描く点が差別化される。

こんな人におすすめ

  • 医療機関の経営者。DX投資を合理的に説明する材料が豊富。
  • 介護施設や地域包括ケアの統括者。センサー・ロボットの導入事例と段階が分かる。
  • 医療政策に関わる行政職。制度設計と現場感の溝を埋める視点が得られる。

感想

データに依存するだけでなく、ヒューマンな思考の部分を丁寧に描いていて、DXにまつわる「空気感」が伝わってきた。失敗の事例を逃さずに再建の設計へとつなげる視点が本当に役立つ。

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  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
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    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
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    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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