レビュー
概要
『自分史上最高のキレイが手に入る顔タイプメイク』は、メイクの上手さを「センス」ではなく「似合わせのロジック」で整えてくれる本です。 私はメイクって、気合いと研究の世界だと思っていました。 でも本書を読むと、まず“自分の顔の特徴”を理解し、そこに合わせて足し引きするほうが、ずっとラクだと分かります。
流行のメイクを真似しても、なぜかしっくりこない。 盛ったのに、疲れて見える。 逆に、薄いのに地味に見える。 こういうモヤモヤがある人ほど、この本の考え方が助けになると思います。
読みどころ
1) 「似合う」を感覚ではなく言語化できる
本書の良さは、似合う・似合わないを「好き嫌い」で終わらせないところです。 顔の印象を要素に分けて整理し、似合いやすい方向を示してくれます。 私は、これだけでもメイクの迷いが減ると思いました。
2) トレンドを“自分用に翻訳”できる
流行は参考になるけれど、全員が同じようにハマるわけではありません。 本書は、トレンドを取り入れるときの「どこを調整するか」を教えてくれます。 全部を真似しない。 自分の良さが出る形に寄せる。 この距離感が現実的です。
3) パーツ別の工夫が具体的で、再現しやすい
メイク本は写真が多くても、手元で再現できないことがあります。 でも本書は、パーツごとの狙いが言語化されているので、練習の方向がズレにくいです。 私は「何を変えれば印象が動くのか」が分かると、メイクが上達しやすいと感じました。
本の具体的な内容(ネタバレ控えめ)
顔タイプの考え方は、簡単に言うと「顔の印象の軸」を把握するものです。 かわいい寄り、きれい寄り、親しみ寄り、大人っぽい寄り。 その軸が分かると、アイラインや眉、チーク、リップの“似合う強さ”が決めやすくなります。
私はこの本、メイクを盛るための本というより、迷いを減らして自然に盛れるようにする本だと思いました。
私が良いと思った使い方(迷いを減らす手順)
私はメイクで迷うと、足す方向に走りがちです。 でも本書を読むと、先に「外せない土台」を決めたほうがラクです。
- 自分の顔の印象を把握する
- 眉とベースで“土台の方向”を決める
- 目元とリップは、足し引きの強さを調整する
土台が決まると、コスメを増やさなくても仕上がりが安定します。 私はここが、コスパ的にも嬉しいポイントだと思いました。
よくあるモヤモヤ別:考え方の置き場
私はメイクの悩みって、「技術がない」より「狙いが決まっていない」から起きることが多いと思っています。 本書の軸を使うと、モヤモヤの置き場が見つけやすいです。
- 盛ったのに疲れて見える:足す場所より、引く場所を決める(眉、アイラインなど)
- ナチュラルにすると地味:ツヤや血色など、印象のポイントを1つだけ強くする
- 流行メイクが似合わない:全部真似せず、似合う要素だけ拾う
私は、悩みが言語化できるだけでメイクのストレスが減ると思いました。 迷いが減ると、練習の方向も決まります。
練習するときのコツ(写真で確認する)
メイクって、鏡だと分かりにくいことがあります。 私は、練習した日は正面の写真を1枚だけ撮るのがおすすめです。 違和感がある場合も、「どこが変なのか」を探しやすくなります。 本書のロジックがあると、その原因を考える材料が増えます。
私は、写真を見るときに「眉」と「チーク」だけ先に確認します。 目元やリップは気になりやすいのに、印象の土台は意外と別の場所にあるからです。 土台が整うと、盛りすぎなくても顔がまとまります。
合う人・合わない人
メイクが好きなのに、なぜか似合わないと感じる人に合います。 流行を取り入れたいけれど、違和感が出やすい人にも向いています。 私は、コスメはあるのに使いこなせていない人ほど、読む価値があると思いました。
逆に、自由にメイクを楽しみたい人は、ルールに縛られる感じがあるかもしれません。 ただ本書は「型を知ってから崩す」読み方もできます。 まずは引き出しを増やすつもりで読むと良いです。
読むタイミング
私は、メイクをアップデートしたいけれど、何から変えればいいか分からないときにおすすめです。 特に、写真を撮る機会が増える時期や、服装が変わる季節の前に読むと、顔の整え方が安定します。
注意(正解に縛られない)
顔タイプは便利ですが、正解探しを始めると苦しくなります。 本書は「似合う方向」を示してくれますが、最終的には自分が好きかどうかが大事です。 私は、似合うを軸にしつつ、好きも残すバランスがいちばん長続きすると思っています。
感想
私はこの本を読んで、メイクが「自分の素材を活かす作業」だと再確認しました。 何かを足して別人になるより、似合う形に整える。 その方が、毎日のメイクがラクで、気分も安定します。 迷いが減るだけで、メイクはかなり楽しくなる。 そういう効き方をする1冊でした。