レビュー

「スタートアップの成功確率を上げる」ための、科学的アプローチ。

著者は複数の起業経験を持ち、1000社以上のスタートアップを支援してきた。本書はその知見を体系化したもの。500ページを超える大著だが、起業を考える人には必読。

起業の各フェーズで何をすべきかが明確に示されている。アイデアの検証、MVP(実用最小限の製品)の作成、Product Market Fitの達成、スケール。それぞれの段階で陥りやすい罠と、その回避方法。

「課題の質」を重視する視点が印象的。解決策から入るのではなく、まず「本当に解決すべき課題か」を検証する。多くのスタートアップは、誰も困っていない問題を解決しようとして失敗する。

スタートアップ界隈で使われるフレームワークや用語も網羅されている。リーンスタートアップ、デザイン思考、グロースハック。これ一冊で基礎知識が身につく。

この本が登場する記事(8件)