レビュー
「飛べない烏」が、最強を目指す——。
身長162cmの日向翔陽は、バレーボールに魅せられた少年。「小さな巨人」に憧れ、烏野高校バレー部に入部する。そこで出会ったのは、中学時代の宿敵・天才セッター影山飛雄だった。
『SLAM DUNK』以来のスポーツ漫画の傑作と言われる本作。その魅力は「全員が主役」であること。烏野のメンバーはもちろん、音駒、青葉城西、稲荷崎、各校のプレイヤー全員にドラマがある。
古舘春一のバレーボール愛は半端ではない。試合描写のリアリティ、戦術の駆け引き、一瞬一瞬の心理描写。読者はコートの中にいるような臨場感を味わえる。
「才能」への向き合い方も深い。天才もいれば、努力で這い上がる者もいる。でも「バレーボールが好き」という気持ちに優劣はない。研磨の「たかが部活」というセリフすら、否定されない懐の深さ。
最終回の「10年後」の描き方も素晴らしかった。彼らの人生は続いていく——。それぞれの道を行く姿に、読者も背中を押される。
この本が登場する記事(7件)
子供の人格形成に影響を与えた漫画おすすめ10選!親が選ぶ心を育てる名作ガイド
・ 佐々木 健太
1月の漫画レビュー総括!認知科学エビデンスで振り返る効果的だった5作品
・ 西村 陸
子供のリーダーシップ漫画おすすめ7選!仲間を導く力を育てる名作ガイド
・ 佐々木 健太
組織心理学エビデンスで読むチームワーク漫画おすすめ!グループワーク力を高める5選
・ 西村 陸
チームビルディング漫画おすすめ15選!組織を動かす力が身につく傑作
・ 高橋 啓介
リーダーシップ漫画おすすめ15選!人を動かす力が身につく傑作まとめ【2026年版】
・ 高橋 啓介
マネジメント漫画おすすめ10選!部下を持つ38歳が学んだチームビルディング術
・ 佐々木 健太