レビュー

「才能がなくても、努力と戦略で戦える」。理論派テニス漫画の決定版。

主人公の丸尾栄一郎は、成績オールAの優等生。高校からテニスを始めるという遅いスタートながら、持ち前の分析力と努力でプロを目指していく。

本作の特徴は、主人公が「天才」ではないこと。身体能力も平凡、センスも普通。しかし、すべてのプレーをノートに記録し、分析し、改善する。地道なPDCAサイクルで成長していく姿は、ビジネスパーソンにも響く。

テニスの技術解説が詳細で、読むだけで上達しそうな気分になる。サーブの打ち方、フットワークの考え方、試合中のメンタルコントロール。実用的な知識が満載だ。

「努力は裏切らない」というメッセージを、説得力を持って描いている。テニス初心者にも、スポーツ経験者にも、勉強になる作品。

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