レビュー

「仕事に生きる女」のリアルを描いた、働く人のためのバイブル。

主人公・松方弘子は週刊誌の編集者。仕事モードになると「働きマン」に変身し、寝食を忘れて没頭する。恋愛も後回し、休みも返上。それでも仕事が好きで仕方がない。

2000年代の作品だが、働くことの本質は変わらない。締め切りに追われる日々、取材先との駆け引き、スクープを抜かれた悔しさ。仕事あるあるが詰まっている。

女性の働き方に焦点を当てつつも、性別を超えた共感がある。「やりがい搾取」や「ワークライフバランス」が叫ばれる今だからこそ、読み返す価値がある作品。

仕事に疲れたとき、なぜ働くのかわからなくなったとき。この漫画が初心を思い出させてくれる。働くすべての人に。

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