レビュー

「金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う」。お金持ちになるための考え方を教える、世界的ベストセラー。

著者には二人の「父」がいた。実の父は高学歴だが経済的に苦しい「貧乏父さん」。親友の父は学歴はないがお金持ちの「金持ち父さん」。二人の教えの違いから、お金の本質が見えてくる。

最も重要な概念は「資産」と「負債」の定義。資産とはポケットにお金を入れてくれるもの。負債とはポケットからお金を出すもの。この定義に従えば、自宅は資産ではなく負債になりうる。

「ラットレース」という比喩も印象的。働いて給料をもらい、それを消費して、また働く。このサイクルを抜け出すには、お金に働かせる仕組みを作る必要がある。

賛否両論ある本だが、「お金について考える」きっかけとして価値がある。お金の教育を受けてこなかった日本人への入門書。

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