レビュー

「何を食べるか」ではなく「何を避けるか」。医師の立場から、食事の常識を覆す。

著者は糖尿病専門医として20万人以上を診てきた。その経験から「太る原因は脂肪ではなく糖質」という結論に至る。本書はその根拠と、具体的な食事法を解説している。

血糖値スパイクの危険性が詳しく説明されている。食後に血糖値が急上昇すると、インスリンが大量分泌され、脂肪が蓄積される。これが肥満のメカニズム。糖質を控え、野菜から食べ、ゆっくり噛む。これだけで血糖値の上昇を抑えられる。

「カロリー制限より糖質制限」という主張は賛否あるが、論理は明快。脂質は満腹感を与え、食べ過ぎを防ぐ。糖質は満腹感を与えず、もっと欲しくなる。どちらを制限すべきかは自明だと。

具体的な食べ物の〇×リストも実用的。毎日の食事選びに役立つ一冊。

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