レビュー
「本当の戦士とは何か」。ヴァイキング時代を舞台にした壮大な歴史漫画。
主人公のトルフィンは、父を殺された復讐を誓うヴァイキングの少年。しかし物語が進むにつれ、彼の人生観は大きく変わっていく。
プラネテスの作者による本作は、暴力と平和という対照的なテーマを扱う。前半は復讐劇、後半は贖罪と成長の物語。読者の価値観をも揺さぶる深い作品。
歴史考証がしっかりしており、当時の北欧の生活や文化が丁寧に描かれている。歴史漫画としての価値も高い。
アニメ化で海外でも高い評価を得た。長編だが、読み応えは十分。人生について考えさせられる傑作。