レビュー

「自分も相手も大切にする」コミュニケーションの技術。

アサーションとは、自分の意見や感情を適切に表現しながら、相手の権利も尊重するコミュニケーション方法。本書はその入門書として、基本概念から実践方法までを解説している。

コミュニケーションには3つのタイプがある。攻撃的(自分を優先し相手を無視)、非主張的(相手を優先し自分を抑える)、アサーティブ(両方を大切にする)。多くの日本人は非主張的になりがちだ。

「断り方」の具体例が実践的。ただ「ノー」と言うのではなく、理由を伝え、代替案を提示する。相手の気持ちを受け止めつつ、自分の意見も言う。このバランスが難しいが、練習で身につく。

「DESC法」というフレームワークも紹介されている。状況を描写し、感情を表現し、提案をし、結果を示す。この順番で話すと、攻撃的にならずに自分の意見を伝えられる。

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