『モンテッソ-リ教育 レッジョ エミリア教育を知り尽くした オックスフォ-ド児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 12歳 の子ども対象』レビュー

著者: 島村華子

出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

4.6

レビュー

「すごいね!」はNGワード。モンテッソーリとレッジョ・エミリア教育に基づく、科学的な子育て本。

著者はオックスフォード大学で児童発達学の博士号を取得。最新の研究に基づき、子どもの自主性を伸ばす声かけを解説している。

「おざなりほめ」「人中心ほめ」が問題だと指摘する。「すごい!」「えらい!」は具体性がなく、子どもは何が良かったのかわからない。「頭がいい」と褒めると、失敗を恐れるようになる。

代わりに「プロセスほめ」を推奨。「最後まで諦めなかったね」「色の組み合わせを工夫したね」。結果ではなく過程を認める。これが自己肯定感と粘り強さを育てる。

叱り方についても具体的。感情的に怒らず、行動と感情を分離する。「あなたは悪い子」ではなく「その行動は良くない」と伝える。子育て中の親はもちろん、部下を持つ人にも参考になる。

この本が登場する記事(6件)