レビュー

「脳科学から見た記憶のメカニズム」。最新の研究に基づく、記憶力向上の科学。

著者は東京大学の脳研究者。本書では、記憶がどのように形成され、どうすれば強化できるかを、科学的に解説している。

「海馬」と「LTP」という概念がカギになる。記憶は海馬で一時的に保存され、繰り返しの刺激によって長期記憶に移行する。このメカニズムを理解すれば、効率的な学習方法が見えてくる。

「復習のタイミング」「睡眠の重要性」「感情と記憶の関係」など、実践的なアドバイスも豊富。受験生、社会人、高齢者まで、学びたいすべての人に役立つ。

ブルーバックスらしく、専門的な内容を一般読者向けにわかりやすく解説している。記憶力に自信がない人へのエールになる一冊。

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