レビュー

「永遠の命を巡る」。手塚治虫のライフワーク。

不死鳥「火の鳥」の血を飲めば永遠の命が得られる。その伝説を軸に、古代から未来まで、様々な時代と場所で繰り広げられる壮大な物語。

「生きる」とは何か、「死」とは何か。手塚治虫が生涯をかけて問い続けたテーマが、この作品に凝縮されている。

各編が独立した物語でありながら、「火の鳥」という存在で緩やかにつながっている構成が見事。漫画の域を超えた、文学作品と呼ぶべき傑作。

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