レビュー
マインドフルネスを医療に取り入れた先駆者による、原点となる一冊。
著者のカバットジン博士は、マサチューセッツ大学医学部でストレス低減クリニックを創設。瞑想を科学的なプログラムとして体系化した人物だ。
マインドフルネスとは「今この瞬間に意識を向けること」。過去の後悔や未来の不安ではなく、今ここに集中する。これがストレスを軽減し、心身の健康を改善するという。
8週間のプログラムが詳しく解説されている。呼吸瞑想、ボディスキャン、歩行瞑想など。読みながら実践できる。音声ガイドがあるとなお良いが、本書だけでも始められる。
慢性疼痛、不安障害、うつ病。様々な症状に効果があることが、臨床研究で示されている。スピリチュアルではなく、科学的なアプローチ。その原点を知るための必読書。