レビュー

「名前を書くと、その人間が死ぬノート」。知能戦の極致を描いたサスペンス漫画。

高校生の夜神月は、死神が落とした「デスノート」を拾う。ノートに名前を書かれた人間は死ぬ。月は犯罪者を裁く「キラ」として、新世界の神になろうとする。

天才VS天才の頭脳戦が圧巻。月を追うのは、世界一の名探偵・L。互いの手の内を読み合う心理戦は、息をつく暇もない。一手先を読んだと思ったら、さらにその先を読まれている。

「正義とは何か」という問いも重い。犯罪者を殺すことは正義なのか。月の行動は徐々にエスカレートしていく。読者も最初は月に共感するが、次第に違和感を覚えていく。

世界的にヒットした作品。漫画のサスペンスとしては最高峰の一つ。

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