レビュー
「人生、最後に笑うのは誰だ」。ギャンブル漫画の金字塔。
主人公の伊藤開司は、自堕落な生活を送るフリーター。友人の借金の保証人になったことから、命を賭けたギャンブルの世界に引きずり込まれていく。
「限定じゃんけん」「鉄骨渡り」「Eカード」。オリジナルのギャンブルが次々と登場する。ルールを理解し、相手の心理を読み、勝利を掴む。その過程が痺れるほど面白い。
福本伸行独特の絵柄と擬音表現。「ざわ…ざわ…」という効果音は、もはや日本の共通言語になっている。
人間の欲望と愚かさを描いた作品。ギャンブルをしない人でも、人間心理の教科書として読む価値がある。