レビュー

「宇宙人は地球に潜んでいる」。HUNTER×HUNTERの冨樫義博による、SFコメディの傑作。

主人公の筒井雪隆は、野球部の高校生。引っ越し先のアパートに、自称宇宙人の美形男が勝手に住み着いていた。彼の名はバカ王子。知能は高いが性格は最悪の宇宙人だった。

冨樫義博の天才的なギャグセンスが炸裂。SF設定を使った壮大なボケと、ツッコミ不在の地獄のような状況。笑いが止まらない。

全3巻と短いが、内容は濃い。オムニバス形式で、様々な宇宙人が登場する。どのエピソードも発想が奇抜で、予測不能の展開が待っている。

幽遊白書とHUNTER×HUNTERの間に描かれた作品。冨樫義博のもう一つの傑作として、ファンからは愛されている。