レビュー

「少年と妖怪の、最高の相棒物語」。90年代を代表する熱血バトル漫画の名作。

主人公のうしおは、寺の息子。地下に封印されていた妖怪「とら」と出会い、共に戦うことになる。最初は敵同士だった二人が、次第に信頼を深めていく。

藤田和日郎の画力と熱量がページから溢れ出す。バトルシーンの迫力、感動的なエピソード。読者の感情を揺さぶる力が凄まじい。

伏線の回収が見事。最終決戦に向けて、すべてのエピソードがつながっていく。全33巻を読み終えたときの達成感は格別だ。

完結作品なので、最後まで安心して読める。少年漫画の魅力が詰まった、古典として読み継がれるべき作品。