レビュー
「1日3食」は本当に必要なのか。16時間断食の効果を、医師が科学的に解説する。
著者は糖尿病内科医。自身も16時間断食を実践し、40歳を過ぎても健康を維持している。本書では、なぜ「食べない時間」が体に良いのかを、わかりやすく説明している。
ポイントは「オートファジー」。細胞が古くなった部品を分解し、新しく作り替える仕組みだ。これが活性化するのは、最後の食事から16時間後。つまり、空腹の時間が長いほど、体は若返る。
「朝食を抜く」という具体的な方法論も明快。夜8時に夕食を終え、翌日の昼12時まで何も食べない。これなら睡眠時間も含まれるので、意外と苦しくない。
ダイエット目的だけでなく、健康維持、アンチエイジングの観点からも参考になる。食べることより、食べないことの価値を教えてくれる一冊。