レビュー

「人生を経営する」という視点で、キャリアと生き方を設計する。慶應ビジネススクール教授による戦略的人生論。

本書では、経営学のフレームワークを個人の人生設計に応用している。SWOT分析、ポジショニング、差別化。ビジネスで使われる概念が、驚くほど人生にも当てはまる。

20の戦略コンセプトが紹介されている。「自分の強みは、他人と比較して決まる」「戦う場所を変えれば、弱者も勝てる」など。どれも経営学の王道だが、人生に当てはめると新鮮な気づきがある。

特に印象的なのは「撤退戦略」の重要性。始めることより、やめることの方が難しい。しかし、リソースは有限だ。何かを得るには、何かを手放す必要がある。

キャリアに悩む人、人生の方向性を見失っている人への処方箋。感情論ではなく、論理と戦略で人生を考える習慣が身につく。

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