レビュー
累計15万部突破。ソロスを大儲けさせた伝説のヘッジファンドアドバイザーが語る世界の行方。
著者の齋藤ジン氏は、アメリカで長年ヘッジファンド向けの資金運用コンサルタントとして活躍。顧客にはジョージ・ソロスも名を連ねる。
本書の核心は「ゲームのルールが変わった」という認識。1980年代以降の新自由主義——自由貿易、規制緩和、グローバル化——が終焉を迎え、「力こそ正義」の時代に突入したと指摘。
ウクライナ戦争、ガザ紛争、トランプ再選——次々と起こる世界的な変動を、金融のプロならではの冷徹な視点で分析。日本への警告として、防衛力の軽視、エネルギー安全保障の脆弱性、同盟依存の外交の問題を挙げている。世界情勢を読み解きたい人におすすめ。